|疲労骨折とは?
昨日の駅伝、辛いシーンが画面に!!
原因は診断後になるでしょうが、疲労骨折の疑いもあるという報道も?
その疲労骨折。要因は何でしょうか?
走るなど同じ動作を繰り返し行ったり、飛んだり跳ねたりなどの体の一部に衝撃が継続的に加わると、
ひびが入ったて最悪、完全に骨折してしまったりするのが疲労骨折です。
ランニングのように、同じ箇所を繰り返し刺激する運動の場合は、脛(脛骨と腓骨)に負荷がかかります。
急激な負荷の高い運動(距離やスピード)が加わればひびの入りやすい状態に陥ります。
通常、骨は皮膚や血液のように新陳代謝を繰り返します。
まず、古い骨細胞を破骨細胞が壊しカルシウムの血管へ流れます。
その部分に骨を作る骨芽細胞が、集まりコラーゲンで芯を作りカルシウムを着ける為の糊の役目をするタンパク質が塗られるようになると後は自然とカルシウムが付着し基の骨の状態になります。
しかし、ホルモンバランスの乱れなどで破骨細胞時にカルシウムが必要以上に血管に流失することもあります。
そして無理な減量は、栄養素が不足するので本来であれば骨を形成するカルシウムも不足し再生が間に合わなくなり骨を脆くします。
更に女性の場合は女性ホルモンが骨の代謝に影響を及ぼすので、減量により無月経などを起こすと骨量が減少し骨粗しょう症を招きます。更に50以降の女性の場合は女性ホルモンの分泌量減少に加えて腸管でのカルシウムの吸収が悪くなったり、カルシウムの吸収を助けるビタミンDをつくる働きが弱くなるなど骨を形成に影響を与えます。
従って、急激な練習量の増加や減量などに加えホルモンバランスの乱れにより疲労骨折を招く要素は多く存在します。
栄養・運動・休養のこの3つのバランスを崩さぬような日々を過ごせると疲労骨折を招くことを防ぐのではないでしょうか?
今日は牛乳や豆腐や小魚マメに摂ろうっと!